◯5番(峯岸弘行君) ありがとうございました。
まずは、高齢福祉課の職員はもちろんのこと市のすべての関連施設に、最低1名以上の認知症サポーターの配置を目標に進めていただきたいことをお願いしたいと思います。
2問目に、高齢者の福祉サービスについて伺います。
ことしから敬老金の見直しを含め、高齢者向けの福祉サービスが一部変更されました。変更内容については、その都度、広報等に掲載されてはいますが、高齢者の方に広く周知、御理解いただくためには、時間も労力も惜しんではならないと考えます。サービスの変更の内容については、需要や利用頻度が少なくサービスを縮小、廃止し、その原資をほかのサービスに振り向けたケースも多いとは聞いています。
1点目に、ことし変更のあった主な高齢者サービスの内容の変更について、御説明いただきたいと思います。
2点目に、サービスの変更後の利用者の声、御意見があれば教えてください。
3点目に、保養施設の利用助成のうち、温泉施設などの日帰り施設については、1回500円で年5回利用できることになっていますが、この利用をするには、事前に役所に来て申請手続をしなければなりません。500円の利用助成の申請のためにバスを乗り継いで申請をするのは大変であるという声が上がっています。
そこで提案です。70歳以上の高齢者には、年に一度、あらかじめ日帰り施設利用券、5回回数券のつづりを配布し、利用時には施設で年齢確認を義務づけてはいかがでしょうか。高齢者の福祉サービスについて伺いたいと思います。
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◯議長(秋山 薫君) 健康福祉部長。
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◯健康福祉部長(大坪冬彦君) 1点目の、ことし変更のあった主な高齢者サービスでございます。
まず、高齢者の保養施設利用助成における補助額でございます。宿泊について1泊3,000円であったものが1,000円というふうになっております。
2点目として、高齢者の入院見舞金でございますが、7日以上の日数により1万円、2万円、3万円だったものが、7日以上を一律5,000円というふうにさせていただきました。
これらの変更についての声、御意見等でございますが、おおむね御理解をいただいたというふうに認識しております。
それから、御提案のありました保養施設の利用助成事業でございます。これにつきましては、現在、宿泊も日帰りも含めまして、この保養施設利用助成事業については、行政評価システムにおいて休止、廃止というかなり厳しい御意見をいただいております。金銭給付的な事業については一定の見直しをしていかざるを得ない状況でございます。今現在、そういう状況の中で、この制度の利用促進策を御提案いただきましたが、それを前向きに考えるのは、今はちょっと難しい状況であるというふうに認識しております。
以上でございます。
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◯議長(秋山 薫君) 峯岸弘行議員。
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