日野市初のバスボラ(バスボランティア)となる、気仙沼大島プロジェクトの第2陣(1回の募集での定員はスタッフ2名を除けば17名)のボランティアスタッフとして私も参加させていただいた。長文ですのでお時間に余裕がある方のみご一読下さい。
当初、『NPO法人水と緑の環境ネットワーク』(本部は日野市程久保1-19-19産ハイムB2 以下「緑ネット」という)がこのプロジェクトを立ち上げるために、日野市社会福祉協議会という半公共的な組織に後援をもらう中でボランティアの募集を効率的に進めたいという考えと、一方で、(私が東日本大震災発災後、5月の時点から「社協にはバスが空いているのだから、社協主催のバスボラを企画し、被災地のためにボランティアに参加したい日野市民を長期的に被災地に送迎してほしいという私からの要望が効いたからかどうかはわからないが」日野市社協としても、現地の受け入れ状況がしっかりしている被災地を探していたので、両者のしわくが一致してプロジェクトが立ち上がった。
最初に、気仙沼市災害対策本部に問い合わせると、気仙沼市内のことで手いっぱい(元大島町は合併前には当然別の自治体として社会福祉協議会も活動していた影響も大きく)で、日野市の社協さんが支援に入ってくれるのであれば、是非、お願いしたいという二つ返事で現地の承諾が取れ、改めて、日野市社協のスタッフ1名が、現地に赴き、緑ネットの活動状況を視察、現地の若手住民(+長期滞在のボランティア)を中心に支援活動を行っている通称『おばか隊』(ばかみたいに復旧ボランティアに取り組んでいることから自分立ちをそう呼んでいる)と呼ばれる若者集団とも事前の打ち合わせがしっかりできた。
そして、ボランティア保険の加入・参加費15,000円と事前に破傷風ワクチンの接種(1〜2回)を参加条件として参加者を募集。当初は日野市内在住・在学・在勤を原則としたが、当初は応募状況が厳しかったので、当初の日野市内在住等の条件は撤回し、東京ボランティアセンター等を通じて、全国的に募集をかけたところ、全国から多くの応募があり、1次から5次まで(3次隊は現地の「お盆の時期はボランティア活動を遠慮してほしい」という要望があり中止に)5回の募集定員がいっぱいになった。事前ガイダンスにも全国から参加者全員が社協のある日野市に来て受講。
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